もたい耳鼻咽喉科

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中耳炎のはなし

耳の病気といえばまず思い当たる病名が中耳炎でしょう。「夜中に耳を押さえて急に泣き出したんです」とよくお母さんがお子さんを連れて来られます。中耳炎といえば痛いものというのがイメージが強いでしょう。しかし最近多い中耳炎に「痛くない中耳炎」というものもあります。

中耳ってどこ?中耳炎って?

そもそも中耳炎の中耳とは何でしょう。耳の穴の奥の突き当たりに鼓膜がありますが、この鼓膜の向こう側は空洞になっていて空気が充満しています。この場所を中耳と呼び、この場所におこる病気が中耳炎なのです。中耳は鼻の奥と細い管でつながっています。風邪を引いて鼻水に細菌が増えるとここの管を伝って細菌が中耳に入ってしまいます。こうして中耳に細菌が繁殖して化膿したものが急性中耳炎です。「夜中に耳を押さえて急に泣き出す」中耳炎はこの急性中耳炎のことです。

耳に水がたまる?

冒頭に述べましたが最近「痛くない中耳炎」が増えております。「浸出性(しんしゅつせい)中耳炎」とよびますが患者さんには耳に水がたまっていますと説明されることが多い様です。中耳には空気が充満しているのですがここに分泌物が貯留した状態をいいます。中耳と鼻のつながる管がつまることが原因であり鼻汁が長い期間つづいたり急性中耳炎のあとにおきたりします。

お風呂で耳に水がはいったら?

最近、浸出性中耳炎が増えていますが「耳に水が溜まっています」と説明しますと入浴時や洗髪時に耳の中に入る水を非常に心配されます。前述しましたように分泌物がたまる場所は中耳ですので鼓膜の向こう側の空洞なので外から水が耳の穴に入っても鼓膜から奥には侵入しませんので入浴等で耳に水が入っても心配ありません。

気をつけたいこと

冬などは何回もかぜをひくことがありこの時期に中耳炎になると確かに治りにくいことが多い様です。耳の病気は鼻と密接に関係していると考えられます。お子さんが耳を痛がったり、聞こえの異常を訴えたりしてからあわてて耳鼻科に来院するよりは風邪をひいて鼻汁が止まらないような時はまずこの時点で耳鼻科を受診されることをお勧めします。特にいわゆる「あおばな」つまり汚い鼻汁のときは「ちくのう」を起こしていることが多いので気をつけましょう。

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